学園交渉人 法条真誠の華麗なる逆転劇 (GA文庫)
こんにちは、今日はなんか大雨が東京各地で降ったそうで大変でしたね。
自分も大学でテスト勉強していたのですが、PCが濡れたりしたら怖いのでゲリラ豪雨だとは頭の中では考えながらも早めに帰宅することに。
......まあ、科目数そこまで多くないから大丈夫だろう。
ということで今回紹介する本はこちらです。
あらすじ
ひねくれ主人公と猪突猛進少女の、難題解決学園ドラマ! 「謝辞などいらん。金を払え――」 七千人が通い、生徒の自治によって運営される白楊中央学園には華々しい実績の裏に、ある掟が存在した。 それは「校則を破らない」こと。 一見当然のこのルールは学園の特殊性から、法律のような実効力を持っている。そんな学園において唯一、法条真誠という男だけが法外な報酬と引き換えに、校則すらもねじ曲げて依頼人の問題を解決していた。 とある事情で法条に借金をしてしまった少女、花咲華織は彼の助手を務めるうちに、法条の真意と学園の不自然な構造に気づいていく。 ひねくれ者だが有能な主人公と、猪突猛進なヒロインによる、驚愕の学園逆転劇、ここにスタート!
twitterで広告宣伝とかで話題になっていましたね。私は前作の「姉と妹の下着事情。」も読んでいてとてもおもしろかったので、今作も期待して読みました。
結論としては
予想していたのより数倍面白い !!
いやあ、これはいい意味で期待を裏切られましたねえ。
最近はGA文庫大好き人間だった私ですがさらに好きになっちゃいそう。
今見たらAmazonの評価も高いですね。これは売上さえ上がれば化けるぞぉ......。
さて、今回の作品は法条真誠がバッサバッサ依頼を解決する物語なのですが、この作品何が面白いってキャラが立っていてさらに一話一話がとても読みやすいところですね。
自分は大学に電車で通学しているんですが、その間に一話だけ読もうと思って気軽に読めました。
(一話でやめられたとは言ってない)
特にキャラとしては華織がとてもいいんですよね。麦わら帽子の似合うおバカな子。好みです。
おバカだけど、芯も通っているのがね、さらにいい。
この作品では学園を題材にした「正義と悪」のコントラストといえるような作品なのですが、まじめにやるところはまじめにやりシリアスなところはしっかりシリアスをやるというのも評価点。
解決する内容はそこまで奇妙なものではなく、それこそどこでもあるよなものでしたが、観点を変えてみると「確かに正義と悪って区別できねえよな」って思いました。この現実味のある感じだから読みやすかったのか、今理由がわかったぞ。
あまりストーリーとかを語るとネタバレになるので語れないのが残念ですが読む価値ありです。
私は続編に期待してますよ。よろしく頼みます。
では今回はこの辺で。
written by terraritto
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